ボッボボさん19歳 〜その2〜

案内された猫屋敷。

2LDKで、一家が住んでも十分な広さ、猫の糞尿もすごいが、他にも積み上げられたゴミ、足の踏み場も無いぐらいの散らかった部屋。

ハウスダスト、猫アレルギーを持つ自分にとっては…

 

ゴミ屋敷+猫屋敷=地獄

 

まずは、自分の住めるスペースを確保しないといけない。そこには3匹の猫が住んでいるのだが、特に警戒をしているのは自分だけのようで相手はすんなり受け入れてくれた。

「よろしくねー」

そんな雰囲気を出して見上げてくるが、それを華麗にスルー。

使える部屋を探し何とかなりそう(というのはほとんどの部屋がカーペットだった為あらゆるものが染み込んでいる、見つけたのはフローリング)な部屋を見つけそこを掃除することに、もちろんマーキングされている為、ガム剥がし?みたいなものを見つけそれで削り取る。置いてあったマイペットを使い何度も拭く。

全く感情もなく。

猫たちがドアを開けて入ってきそうになる所何とか防いだりと格闘していると、ふと大事なことに気づく。布団も無いしその他生活する為に必要なものが無い。

 

布団セット9800円、その他とりあえず歯ブラシなどを買い、残金はわずかに、詰んだね。

 

アルバイトを探し、近くのファミリーマートで何とか働くことに。

誘っていただいたマスターや、蒲田で知り合った人などにが飯をおごってもらうことはあったが、毎日ではなく給料が入るまでの間壮絶な貧乏生活が始まる…

 

続く。

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