ボッボボさん19歳 〜その3〜
人生でトップレベルに貧乏だった19歳。
上京して数日、周りの人に奢ってもらいながらなんとか生活をしていたが、残金1万を切りアルバイトが決まったが、給料は約1ヶ月後。
しかも、入れるシフトは週3ほど、コンビニではあったのだが、廃棄をもらえない職場だった。
当時、ハンバーガーが80円だった時代。
これは今ではネタだがハンバーガーを買い、朝に上のバンズとピクルス、昼には真ん中のパテ、夜に下のバンズ。
違う日には、
といった生活をして、15キロほど痩せる。
ただ、東京にきたというのと、こういう形ではあったが自立をしたと言う高揚感で貧乏ではあったが、それほどしんどいと感じたことはなかった。
彼女もできた。
オフ会に来ていた、ミキと言う年上の女性、19歳の自分に対してミキは26歳。
自分の後に常連になった女性で、オフ会に来ていた女性の中でも目立っていて当時の自分にはとても輝いて見えていた。
仲良くなったきっかけは、オフ会のメンバーが自分の部屋を掃除しに来てくれると言う話になり、何人かいる中にミキはいた、あぁ、明るいところで見るミキ(オフ会は夜なので)はこんな可愛かったのかと、そして喋ったり一緒に掃除なんかをしていくうちにだんだん心惹かれてく。
続く